
子供に普通の幼稚園に通わせるか、インター幼稚園に通わせるか悩まれているご家族、たくさんいらっしゃるのではないかと思います。実は私自身、ものすごく悩みに悩みました…そして悩んだ結果、インター幼稚園に通う事にしました。

普通の幼稚園かインター幼稚園のどっちに通うべきなのかしら・・・?
幼稚園とインターナショナルプリスクール、どちらか迷ってるわ・・・
そんな風に迷われている方には是非読んでいただきたいです。
早期英語教育

小さい頃から、英語に触れさせているご家庭が多くなりました。
かなり有名な話にはなりましたが、『英語耳』と言われ、英語を聞きわける「耳」と「発音」については,幼児期に習得することが重要とされています。
大きくなればなるほど聞き取りは出来なくなると言われてるので、『英語耳』を育てる事を考えると0歳から3歳くらいまではたくさんの英語に触れさせ、その後は成長に合わせて英語を学んで行くのがいいとの事です。
綺麗な発音で話すためには、しっかりと聞き取れている必要もあります。
幼稚園とインターナショナル幼稚園の違い
ここは抑えておきたいのですが、幼稚園の先生は幼稚園教諭免許が必要です。
保育園の先生も、保育士免許が必ず必要です。
英語講師に関しては義務づけられている資格や免許はなく、明確な基準は定められていません。
プリスクールは日本の学校教育法にも児童福祉法にもあてはまらず、幼稚園にも保育園にも該当しません。
国の基準でいうと、認可外保育施設に該当します。認可外保育施設ではありますが、保育士資格を持っている先生がいるスクールもありますので、スクールにより違いがあるようです。
保育園=保育士免許
幼稚園=幼稚園教論免許
インター幼稚園=無資格
プリスクールの教育内容
このように、プリスクールには明確な定義や基準がないため、それぞれ独自に教育方針やプログラムを作っています。
なので、スクールにより内容や方針が大きく変わってきます。
一切日本語は使わず英語でしか話してはいけない所もあれば、主に英語を使いながら日本人保育士がサポートしてくれるところもあります。
もしも検討している場合は、子供の性格を考えた上で、どこに通うべきか考えるのが良いと思います。
大人しい子や自分の意見をうまく言えない子でしたら、いきなりのオールイングリッシュに不安と感じるかも知れません。
日本語でもサポートしてくれる所の方が良いかも知れません。
逆に英語で話かけられる事に物怖じしない子なんかは、オールイングリッシュでも問題ないのかも知れません。
インター幼稚園のメリット・デメリットの記事も書いています。是非ご覧下さい。
>>インターナショナルプリスクール・インター幼稚園のメリット・デッメリット
幼稚園の教育内容
文部科学省より「幼稚園教育要領」という教育内容が存在します。
学校教育法に基づいて幼稚園の子どもたちの教育の基準を示したものです。
日本の幼稚園はこれを基に子供たちを教育しています。
幼児期の終わりまでに身につけておきたい資質や能力などがあり、幼稚園での生活を通じて3つを柱とした力を身につけることを目指しています。
「幼稚園教育要領」の3つの柱
知識及び技能の基礎
思考力・判断力・表現力等の基礎
学びに向かう力、人間性等
社会生活のなかで必要となる思考力や判断力、コミュニケーション力の基礎となるものを、幼稚園生活での遊びや体験を通して身につけることが幼児教育の基準とされています。
3本柱を簡単かつ具体的に説明してみると・・・
知識及び技能の基礎
学びに向かう力、人間性等遊びを通していろいろなことに興味や関心をもつことで、意欲・心情・態度が育ち、より良い生活を営める力。
これが、幼稚園教育の基盤となり、先生方もこの方針をもとに指導しています。
幼児教育無償化
2019年から始まった幼児教育無償化は、3~5歳児を対象に無償化の対象となり、上限付きで利用料の補助を受けることができます。
インター幼稚園の場合
インター幼稚園に通うとなると、金銭面の負担も大きくなります。
幼保無償化がどのように関わってくるのかお伝えします。
プリスクールも自治体から認定を受けていれば、補助金を受ける事ができます。
月額3万7000円まで受けとる事ができます。
またスクールが「国が定める認可外保育施設の基準を満たした施設」ならば、
各自治体からさらなる補助金を受ける事ができます。
これは、自治体により内容は異なるので、自分の住んでいる地域はどのようになっているかを確認してみるといいでしょう。
*いずれも補助金を受けるには、「保育の必要性」の認定が必要です。
申請を忘れない様にしましょう!!
幼稚園の場合
幼稚園の無償化制度を利用するにあたり、とくに手続きは必要ではありません。
幼稚園の利用に加え、預かり保育が利用日数に応じて最大月額1万1,300円まで無償となります。
入園料や給食費や行事費、バス代などは対象外となっています。
しかし自治体によって入園料に対する助成制度がある場合や給食費無料の場合もあるので、確認しておくと良いでしょう。
最後に
日本も今後さらにグローバルな社会になっていくと考えれば、英語に小さい頃から触れておく事も大事です。一方で幼稚園にも大きな役目があります。とても難しい選択ですが、一番は子どもがどちらに向いているのか、3年間を楽しく有意義に過ごせる方を選んであげてください。
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