ストレッチの種類

ストレッチは、筋肉や関節を伸ばす運動です。
基礎代謝を上げたり、血流の流れを良くする働きがあります。運動後の疲労の回復を早めて筋肉痛になりにくくする事や血流をよくして疲労物質を流しだしたり、筋肉のコリを改善したりと体に必要な要素がたくさんあります。
今回はストレッチの種類を深堀していきます。
ストレッチのはこのように種類別に分かれています。
静的ストレッチ(スタティックストレッチ)

運動後に有効なストレッチです。
同じ姿勢をキープし、じっくり筋肉を伸ばす方法が「静的ストレッチ(スタティックストレッチ)」となります。
反動や弾みをつけずに筋肉をゆっくりと伸ばし続けるストレッチ方法です。
この方法は筋肉の緊張をやわらげ、柔軟性のアップや可動域を広げる効果があります。
さらに、深呼吸をしながら行うことにより、副交感神経を刺激し、リラックス効果も期待できます。 筋肉痛になりにくいことも特徴です。
クールダウンにもっとも有効的なストレッチです。
動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)

運動前の準備運動として有効なストレッチです。
身体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて柔軟性を高めるストレッチのことを言います。
筋を伸ばした状態から、リズミカルに反動を利用したストレッチです。心拍数や体温、代謝を上げることができると考えられているため、運動前に適したストレッチになります。
動的ストレッチの代表は、学校などでおなじみのラジオ体操です。

動的ストレッチ(バリスティックストレッチ)

バリスティックストレッチは動的ストレッチの一種になります。
筋肉の反動を使い弾むようにして行う動的ストレッチです。
小学校など体育の時間に1234の掛け声と一緒にアキレス腱など伸ばしたりしますが、この動きがバレスティックストレッチになります。
ここ最近では、伸張反射がおきやすく、筋肉を損傷するリスクが高いことから、あまり行われなくなっています。
PNFストレッチ(徒手抵抗ストレッチ)
伸ばしたい方向とは逆の力をいれることで神経を刺激して筋肉を緩めていくストレッチ法です。
リハビリのために、アメリカで開発されたそうです。現在ではスポーツ現場でもよく使われるようになってきました。
このストレッチ法は基本二人一組で行います。
受け手は通常通りストレッチをしますが、パートナーに優しい力で押されます。
この動きに抵抗するように、受け手は押されないようにさらに押し返します。
これを繰り返した後、受け手はリラックス状態で再びパートナーに押してもらいます。このセットを繰り返す事で柔軟性を高めていきます。

最後に
ストレッチの方法を大きく4つを説明してみました。
ストレッチにも様々な方法がありましたが、上手くストレッチの使い分けをして、その時にあったストレッチを試してください。
柔軟性を高めて生活の質も上げていきましょう!