
さて、最後となります。今回は10番から最後の13番までを解説してまいります!
- モダンジャズ
- リリカルジャズ
- シアタージャズ
- コンテンポラリーダンス
- テーマパークダンス
- ジャズヒップホップ
- ヒップホップジャズ
- ジャズヒール
- ジャズファンク
- アールアンドビージャズ(R&B JAZZ)
- ストリートジャズ
- グルーブジャズ
- フリースタイルジャズ
アールアンドビージャズ(R&B JAZZ)
R&Bといえば、音楽のジャンルですよね!R&Bとは、『リズム&ブルース』の略になります。リズム、ビートに乗りながら、ブルースやゴスペルやジャズに影響されて誕生したとされています。
そのR&B曲を使ってジャズダンスをベースに踊るダンスをR&Bジャズとなります。こちらも日本でしかこのネーミングは使われていませんね。
ストリートジャズ
こちらも名前の通り、ストリートダンスとジャズダンスを融合させたダンスです。ストリートダンスはもともと路上で踊る事を意味します。アメリカの文化から生まれたものです。
ストリートダンスには複数のジャンルがあります。
HIPHOP(ヒップホップ)、BEBOP(ビバップ)、BLEAK、BREAKIN’(ブレイク、ブレイキン)、LOCK、LOCKIN’(ロック、ロッキン)、POP、POPPIN’(ポップ、ポッピン)、HOUSE(ハウス)、WAACK(ワック)、REGGAE (ダンス)、SOUL(ソウル)など
これらストリートダンスとジャズダンスを掛け合わせているダンスです。ストリートダンスの掛け合わせが複数あるのでジャズダンスよりも、ストリートダンスのほうが濃いイメージです。
グルーブジャズ
こちらはジャズダンスが基本です。その中にグルーブの要素をとり入れています。
そもそもグルーブとは何か?
英語表記だと「Groove」と言い、音楽用語の一つです。
レコード盤の音楽を記録した溝を指す言葉で、波、うねりの感じからジャズ、ファンク、ソウル、R&Bなどブラックミュージックの音楽・演奏に関する表現に転じた言葉との事です。
ダンスでグルーブを表現すると言うことは、曲の特性にあわせて波やうねりなど、滑らかに音に乗っていく表現方法です。
体の深くから音を感じて表現していく、究極な表現だと骨の髄から音を感じて踊る、そんなのが「Groove」です。
そのグルーブとジャズダンスをかけ合わせているダンスです。
フリースタイルジャズ
フリースタイルはそもそも、各ジャンルにこだわらないで自由に踊ることです。そこにジャズの要素を取り入れました。
なので、もはやフリースタイルではないんじゃない?と思われる方も多いと思います。
そもそもフリースタイルとは、複数のダンサーが丸く円の様な形で向かい合い音に乗って、振り付けではなく即興で一人一人踊っていくダンススタイルです。
昔はその場でジャズダンスを踊る人はいませんでした。ヒップホップなどストリートダンスが主流です。
ここにジャズダンスを融合していったと言う訳です。文化を超えたジャンルですね。
日本のダンススタジオでは、振り付けを提供している先生もいらっしゃるようですね。急に音に乗って踊れと言われてもなかなか上手く踊れない人も多くいらっしゃるからでしょう!
過去にアメリカロサンゼルスでダンススタジオに通ってた時、フリースタイルのクラスを体験した事があるのですが、振り付けなしの完全フリースタイルで、以下に場を盛り上げられるかが勝負!って具合でした。
映像は通常のフリースタイルと、レッスンで振り付けのあるフリースタイルジャズダンスです。
最後に
たくさんのジャズの種類を見てきましたが。ダンスの本場アメリカでの表現と日本との表現では、少し差があるのが分かってきました。日本では各ダンススタジオが、独自に名前をつけたりもしているので、本当に数えだしたらキリがないような気がします。
ジャズは幅広いジャンルゆえに、あまり知られていない傾向があります。実は割と身近にある存在なのに、ヒップホップと融合されているものだと、ヒップホップとされ、バレエの形を残したものだと、バレエとされてしまいがちです。
ジャズはバレエやヒップホップくらいメインなジャンルなんです。
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