ダンスの表現力を向上するには?

ダンスは表現力がとても大事です。
表現力に磨きがかかると、さらに魅力的に自分を見せる事が出来ます。

どうしたら表現力って身につくの??
表現力の大事さとその伸ばし方をお伝えしていきます。
表現力とは?
そもそも、表現力とは何なのでしょうか?
ダンスと分けて考えてみると表現力とは・・・
「自分の感情や思考を、他者に分かりやすく伝える力」
です。
表現方法はさまざまで、文章や絵、声、表情、行動などによって伝えることができます。
さらには、音楽やダンス、絵画、演劇など、いわゆる芸術と呼ばれる分野も表現方法のひとつとも言えます。
つまりダンスも表現をするための一つのツールであり、裏返せば自分の感情や考えを主張するためにダンスを使っているという事にもなります。
表現力を向上したいならば、そのダンスに情熱と気持ちを込めて踊ることがまず第1なのかも知れません。
表現・感情の種類

表現には必ず感情があります。
感情にはたくさんの種類があります。
喜び、悲しみ、怒り、嫌悪、恐怖、驚きなど他にもさまざまな感情を人間は持ち合わせています。
例に、喜びと悲しみの感情を少し身体表現セットで深堀してみます。
喜び
喜びの表情、決して1パターンだけではありませんが、『笑顔』である事が思い浮かぶと思います。
では身体はどうなっているでしょうか?
きっと喜んでいる訳ですから、飛び跳ねていたり大きな動きをしていると思います。
これをダンスに生かすとなると・・・
振り付けも大きく動き、元気よく踊ります。表情は笑顔でキラキラと踊ればそれは、喜びの表現になっていきます。
悲しみ
次に、悲しい表現です。
悲しい時の表情は、どうでしょうか?
眉毛は下がり、泣いている様な姿でしょうか。
そして、肩も落として背中も少し曲がってる様な、落ち込んでる様子が思い浮かびます。
それをダンスに生かしてみると、アクセントは下に向かい、崩れ落ちる様な体の使い方になっていきます。
表現力の最初はこんな所からスタートしてみても良いと思います。
曲のイメージ

曲と振り付けは表現をする上でとても重要です。
曲をどの様に捉えるか、歌詞があるならば、どの様な事を歌っているのかを読み解く力が必要です。その上で、さらに振り付け師さんの意図の元、その振りを自分の表現としてパフォーマンスしていきます。
ダンスのキレ

キレのある動きができる事で、とてもカッコよく踊る事ができます。
ダンスのキレに関して記事を書いてますので、そちらをご覧ください。
力の強弱・メリハリ

力の強弱、とても大事です。
感情は、一定ではありません。
動きもつねに一定の力では変化を見せる事が出来ません。
強弱の使い方が上手くなる事で表現力の幅がとても広がります。
グルーヴ

グルーヴ感も大事になってきます。
グルーブのあるダンスは、踊りに厚みが増します。
また、人を魅了するダンスになっていきます。
グルーヴについて細かく書いた記事もありますので、良ければそちらもご覧ください。
最後に
たくさん話してきましたが、その人の経験や人生などがダンスにいい味となりプラスされます。
良い事、悪い事すべて引っくるめて経験値を増やして行くのもダンスの表現力の糧になっていきます。